館主いわく、「女将の作るこの出汁が決め手なんですよ。キノコはもちろんなんですが、旨みを生かすための出汁には自信がありますよ。これを食べたくてまた来る人がたくさんいますから。」
さらに「カモ肉はイイ味を出すための出汁なのかもしれませんね。お奨めとしては具材を食べきった後に入れてふくよかな味になった出汁で作るうどんが絶品です。もちろん雑炊でもうまいんです。」 と言われました。
しかし、1人でそんなに食べられない・・・・今回は軽くご飯一膳を食べたところでギブアップ。本当はうどんも雑炊もうどんも食べたかったが、お腹が許さなかったのです。きっと4人くらいでワイワイ言いながら鍋を囲むのが良いんでしょうね。
この他にやはり天然のキノコを使った女将さん自慢の釜飯もついてきます。お造り、小鉢、焼き物、鍋、山菜料理など10品以上もついて1泊¥10000なら大満足間違いなし。
冬季間は大食堂での食事ですが、グリーンシーズンは部屋食なので落ち着いて食べられるのも嬉しいところ。 リピーターが多いというのもなるほどと納得してしまいます。
この旅館での楽しみ方はおいしい料理をいただいて、山菜やキノコ、魚などのお話を聞くのが楽しみ倍増のコツかもしれません。専務さんの仲間にはキノコ博士がいてキノコの写真のCDを出版されたりもしておられるようですし、フライフィッシングに関してはエキスパート。写真の腕もかなりのものなので機会があったらそういったものを見せてもらうのも楽しいかもしれません。 |