いつも作っていながらレシピに記録されることのなかった餃子。ようやく日の目を見ました。某国営放送でグッチ裕三氏がやっていたやり方を一部取り入れてみています。
ニラなどの菜類は刻んで1.5分ほど加熱してしんなりさせておきます。出てきた水気は絞っておいてください。絞りすぎるとカスカスの具材になるのでほどほどに。
豚挽き肉と菜類をよく混ぜ合わせます。ある程度粘りが出てきたら、調味料を加えます。水もこの時に一緒に加えます。
餃子の皮に包んでフライパンで焼きます。この時にフライパンに油を敷いて焼くのではなく、餃子のお尻に別皿に取ったサラダ油を浸してから鍋(油は引かない)に並べます。こうすることで餃子の底に油のある部分とない部分ができないですむので綺麗な焼き色が付き、焼き上がりや鍋からのはがれが良くなります。
餃子の底にある程度の焼き色がついたら、熱湯を餃子の高さの半分くらいまで入れて蓋をして、弱火にします。5〜6分蒸し焼きにして余分な水分がたくさん残っているようなら蓋の隙間から捨ててしまいます。
その後、火を強めてカラッとなるように余分な水分を飛ばし、風味付けと鍋からのはがれを良くするのを兼ねてごま油を適量餃子の上から回しかけます。
焼きあがったら皿に移し、酢醤油や溶きガラシと醤油などで食べます。アツアツのうちにどうぞ。
<皮を手作りにする場合>
中力粉、塩(ほんの少量)をよく混ぜ合わせておいてから粉の真中にくぼみを作っておいて、そこに熱湯を注ぎます。熱いうちにやけどしないように気をつけながらこねて、粉っぽくなくなるまで捏ね上げます。捏ね上げる途中でサラダオイルを大さじ1程度加えます。固いようなら適宜水を足して、耳たぶよりも少し柔らかいくらいにします。
タネの表面が滑らかにまとまるようになったら、直径4センチくらいの棒状にまとめて厚さ1センチ程度の輪切りにして、麺棒を使って丸く延ばします。この時、あとで包みやすいように端を薄めにしておくと食べた時に耳の部分がゴソゴソした食感にならなくて良いです。
焼き餃子にする場合は皮を全体に薄めに、水餃子にする場合は厚めに仕上げると良いでしょう。
手作りの皮の場合、市販の皮よりも加水が多いので、タネを包んで時間をおくとタネの水分で底が溶けて抜けてしまうことがあります。焼くまでに時間がかかる場合は打ち粉をきちんとして餃子同士がくっつかないようにバットなどに並べておくとトラブルを回避できます。 |